Vite AMA (2022年8月31日) まとめ

8 min readSep 4, 2022

この記事では、直近のVite AMAでCOOの Richard Yan が語ったキーポイントを紹介します。

また、以下の動画で全体を確認することができます。

ViteBridge

ViteBridgeのセキュリティと分散型クロスチェーンの未来についてどう思いますか？最近のブリッジのハッキングはすべて、クロスチェーンブリッジのセキュリティの重要性を高めています。現在、私たちはシステム内のすべての攻撃ベクトルを見直しています。これはViteBridgeだけでなく、社内システムにも関係しています。この分野での最近の挫折にもかかわらず、クロスチェーンの未来は実現すると信じています。

ViteBridgeはいつ稼動しますか？最近、複数のブリッジハック事件が発生したため、特に慎重を期しています。これらのハッキングは、関係するチェーンに実存的な影響を及ぼします。そのため、テストネット上でより多くのブリッジを追加で行う予定です。私たちのViteBridgeバグバウンティはまだ利用可能で、こちらから確認できます。メインネットでローンチする際には、ブリッジが保持できる総価値の制限を最初に要求する必要があるかもしれません。

Vite アプリ

Vite Appのメジャーアップデートはありますか？ Viteアプリの変更は徐々に行われる予定です。私たちは、それを純粋なViteアセットウォレットにするために作っています。現在、Vite AppはETHとBNBもサポートしていますが、それらの機能は徐々に廃止していく予定です。

Viteアプリにダークモードが搭載されるのはいつですか？ 夜間にアプリを利用する多くのユーザーが、ダークモードを希望していることを理解しています。アプリの開発に関しては内部の優先順位があります。しかし、ダークモードの優先順位を上げる可能性を評価するために、エンジニアリングチームと話し合いを持つつもりです。

Vite Appに通知機能が搭載されるのはいつですか？ 通知機能は中央集権的なソリューションが必要であり、現在そのような機能の追加は検討しておりません。

Viteriumウォレットが好きです。Vite Appと競合すると思いますか？ 私は、その採用がViteエコシステムに付加価値を与えており、良いことだと思います。

マーケティング

マーケティングの最新情報はありますか？ 最近、テキサス州オースティンで開催された Consensus 2022 に参加しました。私たちのマーケティング活動の最善の方法は、製品主導であるべきだと思います。これは、より多くのアプリを Vite 上に構築することを意味します。 VITCSwap、Viva、Viterium などのアプリは、エコシステムの成長に積極的に貢献し、新しいユーザーをプラットフォームにもたらしています。

VINU

VINU の時価総額が VITE の時価総額を超えるとどうなりますか？ これは、Ethereumの時価総額と比較したEthereumで発行された総価値に匹敵すると思います。前者の方が後者より大きいと思います。これは良いことだと思います。レイヤー 1 でのプロジェクトの成功は常にベースレイヤーテクノロジの採用を後押しします。

NFTs on Vite

Vite の NFT に対する計画は何ですか？ 最近、NFT 分野に深い知識を持つ新しいチームメンバーが加わりました。 NFT は非常に多くの非暗号化ネイティブの人々を私たちのセクターに引き入れました。これは今後も続くでしょう。現在、Vite では NFT に対する複数のアプローチを検討しています。ネイティブまたは非ネイティブのアプローチで行うことができます。モノリシックまたは個別のアプローチなど活発に議論されています。

インド

インドで何か計画はありますか？ VITE は WazirX で取引されています。私たちは活発なインドのコミュニティを持っています。インド市場での存在感を高めるための具体的な提案があれば、ぜひご連絡ください。

ViteX

ViteXの配当プールが縮小しています。VXの将来はどうなりますか？ ViteXを牽引していくために、私たちが模索している方法は2つあります。水平統合と垂直の統合です。水平統合とは、空売り、デリバティブ、取引ボットなどの新機能を追加することです。直近のUranusメインネットのアップグレードでは、マーケットオーダー機能を追加します。これはまずバックエンドで行われ、間もなくフロントエンドに追加される予定です。現在、より洗練された機能を持つトレーディングボットのインキュベーションを行っています。垂直統合とは、SolanaのSerumのようなもので、異なる取引プラットフォームが同じ流動性を共有することを可能にします。ViteX Primeは、ViteXを簡単にフォークして、その上で他のアプリを走らせるというもので、現在そのアイデアを検討しています。さらに、より多くの新しいコインを上場させることも目指しています。